アメリカで行われた米露首脳会談を受けて、ウクライナのゼレンスキー大統領は18日に首都ワシントンを訪問し、トランプ大統領と会談すると発表しました。
15日にアラスカ州で行われたトランプ氏とロシアのプーチン大統領との会談では、3時間近く協議が行われたものの焦点だった停戦合意には至らず、具体的な内容も示されませんでした。
会談後、トランプ氏はSNSで、ウクライナのゼレンスキー大統領やヨーロッパ各国の首脳らと電話で会談したことを明らかにした上で、「戦争を終わらせる最善の方法は、単なる停戦ではなく、和平協定に直接進むことだと全員が判断した」と投稿しました。
これを受け、ゼレンスキー大統領はSNSで、18日にワシントンを訪問しトランプ氏と会談すると明らかにした上で、トランプ氏が提案する3者会談を支持すると投稿しました。
一方、ドイツなどヨーロッパの有志国とEUは共同声明を発表し、3者会談の実現に向けて取り組む考えを示しました。
また声明では、トランプ氏が「安全の保証」を与える用意があると発言したともしていて、週明けの会談が停戦に向けた動きにつながるか注目されます。