ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領との首脳会談に向けた前提条件が議論され始めたと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は25日、記者団に対してロシアとの首脳会談について、「具体的な前提条件の協議が始まった」と述べました。

さらに「戦争終結にはリーダー同士の対話が出発点だ」と強調し、首脳会談の必要性を主張しました。

これに対し、ロシアのペスコフ大統領報道官は、「首脳会談は最終合意の場であるべきだ」と述べ、ウクライナが提案する8月末までの会談実現に懐疑的な見方を示しています。

ゼレンスキー大統領は、また防衛支援に関して、アメリカに対し最大300億ドル相当のウクライナ製ドローンの供給で合意したとしています。

ウクライナは2025年400億ドルの財政赤字を抱え、ドローンやミサイルなどの開発にさらに250億ドルが必要だとしています。

ゼレンスキー氏はヨーロッパ各国に対して武器の供与だけでなく、兵士の給与を含む財政支援も求めていく考えを示しました。

フジテレビ
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国際取材部
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