大気の状態が不安定になった影響で局地的にゲリラ雷雨が発生し、埼玉県と静岡県には記録的短時間大雨情報が発表されました。
16日午前10時半ごろの東京・千代田区の国会議事堂周辺を映したカメラの映像を見ると、急に雨が降り始め、視界が悪くなり、ものの5分もしないうちに議事堂はほとんど見えなくなりました。
大気が不安定な状態になった関東地方では、埼玉・川口市付近で午後2時までの1時間に約110mmの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
この時間の雨雲レーダーからは、埼玉県南部を中心に、雨雲が湧いているのが分かります。
静岡・浜松市でも、1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出されました。
大気の不安定な状態は関東地方の山沿いを中心にこの後もしばらく続く見込みで、注意が必要です。