従業員に賃金9か月分、計420万円を支払わなかったとして、札幌市の建設資材会社と取締役が8月13日、札幌区検察庁に書類送検されました。
会社側は2023年9月から12月と、2024年2月から6月の合わせて9か月間、従業員1人に420万円の賃金を払わなかった、労働基準法違反の疑いがもたれています。
従業員が労基署に相談し明らかになりました。
労基署によりますと、会社には10人程度の従業員がいましたが、2024年12月から経営不振で在職者はおらず、事実上倒産していました。
ほかにも不払いがあり、あわせて670万円に上るとみられています。