終戦の日の15日、県戦没者追悼式が熊本市で開かれました。

参列者は、県関係約6万人の犠牲者の冥福を静かに祈り不戦の誓いを新たにしました。

熊本県英霊顕彰会主催の追悼式には県内の戦没者遺族など約600人が参列。会長を務める木村知事が一連の大雨にも触れ、「平和の尊さを噛みしめながら地域の復興に尽力していく」と式辞を述べました。

そして参列者は戦後80年受け継がれてきた平和の尊さを胸に祭壇に花を手向けました。

また、遺族連合会の児童代表、本田 夢翔(ほんだ・ゆめと)さんが平和への願いを述べました。

【遺族連合会の児童代表 玉名市立玉陵小学校6年 本田 夢翔 さん】
「戦争で犠牲になった方々のためにも命の尊さを重んじお互いに尊敬しあいいたわり合って生きていく世の中でありたいと強く思っています。今生きて幸せであることを喜び感謝しつつ平和が永久に続くことを願います」

満州事変から太平洋戦争の県出身の戦没者5万9468人の御霊に不戦を誓いました。

テレビ熊本
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