あとを絶たない特殊詐欺による被害を防ごうと警察官が、富山市のショッピングセンターで注意を呼びかけました。
被害防止を呼びかけたのは富山西警察署の署員で、富山市のファボーレで訪れた買い物客にチラシを配って注意するよう呼びかけました。
今年、県内で確認された特殊詐欺の被害は59件で去年より43%増加していて、被害額も5億1千万円余りと55%あまり増加しています。
中でも、国際電話から警察官を名乗り送金を指示する手口での特殊詐欺が相次いでいることから、15日は警察官が自宅の電話機の海外からかかる電話を遮断するための手続きを受け付けていました。
*訪れた人は
「最近は変な電話がかかってきます。国際電話でかかった場合は国際か国内か分からないから助かります、本当に感謝している」
*富山西警察署 梅澤夏樹生活安全総務係長
「特殊詐欺では国際電話を悪用した電話が非常に多くなっています。国際電話番号からの着信をブロックする、これが有効な対策です。国際電話の利用休止をはじめとした対策をお願いしたい」