夏の甲子園の速報です。15日2回戦に臨んだ佐賀北は、大分県代表の明豊と対戦。九州対決は、白熱の試合となりました。

【吉冨綾花】
「きょうは、大分代表・明豊との九州勢対決!2007年以来の2回戦進出に、1800人以上が応援にかけつけました。アルプススタンドは、佐賀北カラーの緑に染まっています!」

6年ぶりに甲子園出場を果たし、初戦は、サヨナラ勝ちで突破した佐賀北。
2回戦は、大分代表の名門・明豊高校と対戦しました。
佐賀北の先発は、エース稲富理人。
自慢のコントールが光りテンポの良いピッチングで完璧な立ち上がりを見せます。

すると、その裏、佐賀北は1アウト満塁と大きなチャンスを迎え、4番・キャプテン・宮崎淳多。
ここは、明豊の堅い守備に阻まれ、先制とはなりません。
5回表、先発稲富がこの試合初めてのヒットを許し、1アウト満塁のピンチを招くと走者一掃のタイムリースリーベースを浴び、一気に3点を先制されます。

【吉冨綾花】
「5回に3点の先制を許し追いつきたい佐賀北。これから反撃です。スタンドからは力強い声援が送られています」

5回裏。スタンドからの声援を背に佐賀北は2アウト1塁・3塁のチャンスを作ると先ほどチャンスで凡退した4番・キャプテン・宮崎。
甲子園での初ヒットは、反撃ののろしを上げるタイムリー。
佐賀北が1点を返します。

【宮崎淳多選手の父・淳稔さん】
「やっと1本が出ました。稲富君が頑張ってくれていたなかなか打線がつながらなくて、3点取られた後ですけどやっと1点返したのでこれから追いついていけると思う」

その後、佐賀北は7回、2アウト満塁のチャンスで1年生の津留崎。
しかし、ここは凡退。チャンスを生かすことができません。
最後まで粘った佐賀北。
しかし、名門・明豊高校を前に6対1で敗れ、2回戦敗退となりました。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。