一連の記録的大雨の影響で、熊本県内では男女2人が安否不明となっている。こうした中、甲佐町で安否不明となった女性を捜索していた消防団が、8月14日昼ごろ、熊本市を流れる緑川で遺体を発見。警察が身元の特定を急いでいる。
緑川で発見の遺体 身元の特定を急ぐ
熊本・甲佐町では8月11日早朝、御船町の職場に車で向かっていた60代の女性の安否が分からなくなっている。

捜索を続けていた消防団が、8月14日に午後1時半ごろ、甲佐町を流れる緑川の下流、熊本市南区富合町杉島の右岸にある竹藪の中で、仰向けで倒れている女性の遺体を発見した。

警察は安否不明となっている60代の女性との関連も視野に、見つかった遺体の身元の特定を急いでいる。
熊本市北区井芹川では15日に一斉捜索へ
また、熊本市北区貢町の西浦川に車ごと流されたとみられる男性については、8月12日に下流の釜尾町の井芹川で車が見つかったものの、男性の発見には至っておらず、安否は不明のまま。

14日は車が見つかった場所から下流まで約17キロにわたり、捜索が行われた。

15日は井芹川から有明海沿岸までの範囲で、熊本市の消防局や消防団、警察、海上保安庁、計300人以上の態勢で一斉捜索が行われる予定。
(テレビ熊本)