15日に東京で行われる全国戦没者追悼式に参列するため、遺族の代表団が宮崎を出発しました。
14日は宮崎空港で、遺族代表団の出発式が行われました。
全国戦没者追悼式には、宮崎県内から戦争で犠牲になった人の子どもや孫など27人が参列する予定です。
戦後80年を迎え、参列者は最高齢が91歳、平均年齢も66.2歳と高齢化が進んでいます。
こうした中、戦争の悲惨さを継承しようと高校生の遺族も参加しています。
(高校生)
「曾祖父が太平洋戦争の時に硫黄島で戦死したので、その追悼を込めて今回参加します。まだ戦争について知らないことが私たちの世代は多いと思うので、まずは知識を深めること、それを未来につないでいくことが大切だと思っています」
一行は靖国神社などを参拝し、15日の「全国戦没者追悼式」に参列します。