心臓の治療のため先月から新しい薬を服用している上皇さまが宮内庁病院を訪問されました。
13日午前10時半ごろ、上皇さまは報道陣などに会釈をし、皇居・半蔵門から宮内庁病院に向かわれました。
今年5月に「無症候性心筋虚血」と診断された上皇さまは心臓の負荷を和らげる新たな薬を服用するため先月5日間、東大病院に入院されました。
側近によりますと、入院中に見つかった「上室性不整脈」の症状は時折確認されているものの、新たな薬による副作用はなく、きのうはお住まいで、天皇皇后両陛下からモンゴル訪問についての報告を受けられました。
上皇さまは、上皇后さまと共に心臓に負荷がかからないよう休憩しながら室内を歩くなど軽い運動を続けられているということです。