車検切れの軽乗用車を客に貸し出したとして、JR四国の子会社のレンタカー会社に対し、四国運輸局は8月12日付でこの軽乗用車の使用を10日間禁止する行政処分を行いました。
(謝罪する担当者)
「多大なご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」
行政処分を受けたのは、JR四国の子会社、駅レンタカー四国です。発表によりますと2025年6月25日、駅レンタカー四国高松営業所で軽乗用車を借りた客が停車中に車検が切れていることに気付き、報告したということです。
車検の有効期限は2025年3月8日となっていて、車検が切れてから42回貸し出されたということです。四国運輸局は駅レンタカー四国に対し、8月12日付で、この軽乗用車の使用を10日間禁止する処分を行いました。
駅レンタカー四国によりますと、営業所にはレンタカーが4台あり、この軽乗用車のみ、整備工場からの車検の案内が届かず、気付かなかったということです。
駅レンタカー四国は、車検や法定点検などのスケジュールについて、チェック体制を強化し再発防止に努めるということです。