お菓子で作られたアート作品、「工芸菓子」の展示会が8月12日、岡山市で開かれ、国内最大のコンテストで日本一に輝いた工芸菓子も公開されました。
(森下花音アナウンサー)
「見てください、すごいです。非常にきれい。ボタンが咲き誇る中にクジャクが堂々とたたずんでいます。壮大さの中に繊細さも感じられます」
岡山市に本社を置く菓子メーカー、源 吉兆庵が開催している、工芸菓子の作品展、「おかしなアート展」です。4年に一度の「全国菓子大博覧会」で2025年、最高賞を受賞したのが「花美麗鳥」。本物そっくりですが、全て砂糖や白あんなどでできています。
(森下花音アナウンサー)
「横幅が3メートルを超えていて迫力があるが、よく見てみると、葉の線まで表現されている。閉じているクジャクの羽もしなやかさが伝わってくる」
パーツの数はクジャクの羽だけで約7300個。4人の職人が1年かけて完成させました。
(宗家 源 吉兆庵商品開発部 小川明日香さん)
「(見に来た人から)「これがお菓子でできているの」と驚いたリアクションをもらった。どの年代の方にも見て楽しんでほしい」
この「おかしなアート展」は岡山市北区の吉兆庵美術館で8月28日まで開かれています。