9日から九州北部では記録的な大雨が続いていて、土砂崩れや河川の氾濫が発生し、各地で人的被害が相次いでいます。
福岡・福津市では、氾濫した川に60代とみられる男女2人が流され、捜索が続いています。
また、熊本・甲佐町では11日、車で避難中だった家族4人が土砂崩れに巻き込まれました。
母親と4歳と1歳の子ども2人は救助されましたが、父親(50代)が行方不明となっています。
現場からは男性が心肺停止の状態で見つかったということです。
熊本市内では、男性(60代)が冠水した道路に倒れ心肺停止の状態で搬送されたほか、男性2人が「川に流された」と通報があり、12日午前11時30分現在も捜索が続いています。
また、八代市では11日、用水路に車が転落し、女性の死亡が確認されました。
一方、大雨の影響で11日から土砂災害警戒情報が出ている石川県では、七尾市で道路が崩れ車3台が転落しました。
運転手3人の意識はあるということです。