11月に東京で開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会デフリンピックをPRするイベントが出雲市で開かれました。
出雲市のショッピングモールで開かれた聴覚障害者の国際スポーツ大会東京2025デフリンピックのPRイベントには、陸上短距離の代表に選ばれた松江ろう学校教諭の足立祥史選手が登場し、11月に開かれる大会に向けて意気込みを示しました。
デフリンピック日本代表 足立祥史選手:
リレーで1位を取ることを達成したいなと思っています。頑張ります。
足立選手は、2024年7月のデフ陸上世界選手権4×100mリレーで優勝に貢献。東京デフリンピックでもリレーなど3種目の代表に内定し、メダルが期待されています。
トークショーでは、約100人を前に自分の強みや県外にいるリレーメンバーとのコミュニケーションのとり方など競技の「裏話」を披露しました。
ろう学校の生徒:
「先生はとってもすごいなと思いました」
「金メダルを目指して頑張ってください」
デフリンピック日本代表 足立祥史選手:
皆さんの期待を背負って、僕だけの陸上じゃないので。みんなのための陸上ができるように、練習を頑張りたいなっていう覚悟ができました。
会場には寄せ書き用の「日の丸」が用意され、訪れた人が代表選手へのエールをしたためていました。東京デフリンピックは、11月15日に開幕。
島根県からは、このほか陸上走り幅跳びの須山勇希選手、卓球の山田萌心選手、佐々岡希花選手が代表に内定しています。