猛暑から一転の大雨、山陰地方では大きな被害はありませんでしたが、3連休最終日の8月11日の交通機関を直撃しました。
大雨の影響で、JRは島根県内を中心に終日ダイヤが乱れました。

山陰地方では、9日から11日にかけて島根県を中心に大雨に見舞われました。
降り始めからの降水量は、島根県の吉賀で227ミリ、松江市の鹿島で8月の観測史上最多となる182ミリなどを記録。8月1か月分の雨が一気に降ったところもありました。

JR利用客:
「こんなに大雨とは知らなかった。」
「本当は山陰本線を山口方面に行って、広島へ帰る予定だったんですけど」

この大雨の影響で、山陰エリアのJRは11日の始発からダイヤが大幅に乱れました。
ここ米子駅の窓口には、払い戻しや切符の変更を求める人の列ができました。

JR利用客:
「出雲大社に行こうと思ってたんですけど、米子から出雲市の駅まで行かないので、予定を変えて今から倉吉行こうかな」
「伯備線が動くようになったら、伯備線に乗って倉敷から帰ろうかなと話しているところです。

山陰と岡山を結ぶ「やくも」や山陰の東西を結ぶスーパーまつかぜ、おきなど、特急列車が全区間または一部区間で運休したほか、普通列車も運転取り止めなどが相次ぎました。

大雨をもたらした前線は、引き続き山陰付近に停滞する見込みで12日夕方までに予想される24時間の降水量は、多い所で島根県100ミリ、鳥取県80ミリとなっていて、今後も土砂災害への警戒が必要です。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。