近年の夏の猛暑が、転職活動にも大きく影響を与えていることが民間の調査でわかりました。
転職支援などを行う「ハタラクティブ」が、夏に転職活動を経験・検討した正社員445人に調査したところ、「猛暑によって転職活動のペースは低下する」とした人は「非常に」の24.0%と「やや」40.7%の合わせて64.7%と、ほぼ3分の2にのぼりました。
その理由については、「スーツなどでの外出が苦痛」が59.7%ともっとも多くなっています。
転職活動のモチベーションなどが「もっとも下がる時期」として「夏」を挙げた人が44.0%と圧倒的に多く、ほぼ半数50.1%の人が「夏の暑さを考慮した転職活動時期の調整」を意識しています。
また、68.2%と7割近くが、応募する職種などの選択に「猛暑が影響したことがある」と回答し、具体的には「屋外業務や外回りの多い職種」「空調や暑さ対策が不十分な職種や企業」などへの応募を躊躇した例が多くなっています。