建設業界で人手不足が進む中、日向市の業者が重機を遠隔で操作する取り組みを行っています。
日向市の旭建設は7月から会社と延岡市の工事現場を光ファイバーなどで結び、重機1台を遠隔操作して工事を進めています。
8月8日は国や県の職員などおよそ70人を招いて見学会を開きました。
重機の操縦は女性従業員が担当し、現場の映像を確認しながらコントローラーを操作し、河川の土砂を取り除いていました。
これにより災害復旧など危険な工事でも安全に作業ができるということです。
(旭建設 馬越想代香さん)
「女性の私でも簡単に操作をすることができたので、これからは女性の方にもどんどん入ってもらって一緒に仕事ができたらいいなと思います」
旭建設では今後もこのシステムを活用して、普及を図ることにしています。