熱戦が続く中国インターハイは8月8日ウエイトリフティング競技が行われました。女子45キロ級の小林高校3年川崎琉愛選手が快挙達成です。

(福盛和男キャスター)
「鳥取砂丘に来ています。この砂丘のように熱く盛り上がり日本一を目指せ!県勢選手たち」

鳥取県米子市を舞台に8月8日から始まったウエイトリフティング競技。
注目は男子55キログラム級、小林高校3年の瀬戸山恭史郎選手。
瀬戸山選手の母・裕子さんは昨年10月に他界。
この大会で入賞し裕子さんの遺影と共に表彰台に上がるのが目標です。
瀬戸山はスナッチでは81キロを記録。
しかし、クリーン&ジャークでは3回連続の失敗で記録なしに終わり悔しい大会となりました。

(小林高校 瀬戸山恭史郎選手)
Q・どんな思いで臨んだ
「亡くなった母に入賞した姿を見せたかったんですが、届き来ませんでしたが、絶対に入賞するという気持ちでした」

Q・母・裕子さんへの報告は
「限界を出し切って母も笑ってくれたと思うので、(母に)ありがとうと手を合わせたいです。頑張りましたと伝えたいです」

そして、女子45キロ級には7月の全国高校女子重量挙げで優勝し、インターハイ初優勝を目指す小林高校3年の川崎琉愛選手が登場。
川崎はスナッチで57キロを成功しトップに立ちます。
さらにクリーン&ジャークでも自己ベストタイの75キロを見事成功させトータル132キロ。悲願のインターハイ優勝を飾りました。

(小林高校 川崎琉愛選手)
Q・インターハイ優勝は
「これまでのメダルの中で1番重い、気持ち的にも凄くうれしくて重みを感じます」

Q・ここまでやってこれたのは
「チームメイトがいたからこそこれまで強くなれたし2位だったライバルがいたからこそのこの結果です」

Q・今後は
「みんなから愛されるようなトップの選手になりたいです」

テレビ宮崎
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