記録的大雨による浸水被害があった田んぼでは、8日に富山県による現地確認が行われました。
*県高岡農林振興センター 柳瀬美智代農業普及課長
「川から流入してゴミが穂についた状態。こういうものが付くともちろん倒れやすくなる。このままだと登熟にも影響してくると思う」
高岡農林振興センターの職員が田んぼの被害状況を確認し川から流れてきた泥や枯草、空き缶のゴミなどが稲穂の上に覆いかぶさっている状況を見ながら早めにごみを取り除くなどの対策の必要性を確認していました。
大雨による稲の倒伏被害は刈り取りの時期が近いほど倒れやすくなっていて、氷見市では早稲品種の「てんたかく」などが倒伏の被害を受けているということです。
*リポート
「きのうの大雨で冠水した高岡市野村のアンダーパスです。現在午前9時、一夜明けて水嵩はぐっと減りましたが今なお水浸しの状態。車や人が通行できる状況ではありません」
一方、7日道路の浸水が相次いだ高岡市では、野村地区の国道8号のアンダーパスで車が水没。
運転していた81歳の女性が意識不明の状態で発見され、病院に搬送されました。
記録的な大雨でポンプによる排水が追いつかず8日朝も通行止めとなっていましたが、午後1時すぎに解除されました。
高岡市四屋地区のアンダーパスも通行止めが続いていましたが、午後5時半に復旧しました。