富山市特産、呉羽梨の主力品種「幸水」が10日から出荷されるのを前に選別基準などの説明を行う目揃い会が行われました。
今年の出荷量は猛暑と記録的な少雨の影響で2割近く少なくなりそうです。
目揃い会にはおよそ200人の生産者が集まり、今年の梨の出来や出荷の手続きを確認していました。
今年の「幸水」は猛暑と記録的な少雨の影響で、やや小ぶりになったということです。
一方で日照時間が多かったことから糖度は13.6から13.8と例年よりも甘みが強いということです。
*農家は
「4、5日前に降った雨が良いような傾向に向かってくれればいい」
*なのはな農業協同組合呉羽梨選果場 土田浩喜場長
「今年は小ぶりだが糖度は十分にあるので美味しいナシが食べられる」
今年の「幸水」の出荷量は大きさがやや小さいため去年よりも200トンほど少ない850トンを見込んでいます。
10日から出荷が始まり11日から県内のスーパーなどの店頭に並ぶことになっています。