F−35Bの配備に伴い新富町では、宮崎県平和委員会のメンバーなど約50人が参加して、抗議集会が開かれました。
レーダーに捕捉されにくいステルス戦闘機の配備が専守防衛の枠を破り、武力行使につなりかねないと、反対の声が挙がりました。

「新田原基地にF−35B配備反対」
「ガンバロー」

(宮崎県平和委員会 佐川嘉正 副会長)
「敵基地を攻撃する極めて専守防衛からかけ離れた戦闘機だという事が大きな特徴なので、これは許せない」

騒音被害など負担軽減策が示されないまま、F−35Bの配備が進められ住民からは不安の声が…。

(住民の声)
「防音のサッシをしても振動がけっこうある。音というより振動が気になるかな」
「基地のある町で仕方ないかも知れませんけど」
「騒音と事故が無ければ」

新田原基地では、8月中旬にもF−35Bの垂直着陸などが実演され、防衛省では10月中に住民に対し負担軽減策の説明を始めたいとしています。
住民への負担軽減策の説明が終わるまで、飛行訓練は見送られます。

テレビ宮崎
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