宮崎市で、地震や防災について学ぶイベントが開かれました。

イベントは、学術交流に関する協定を結ぶ京都大学防災研究所と宮崎公立大学が初めて共同で開いたもので、県の内外からおよそ80人が参加しました。

イベントでは、京都大学防災研究所の松島信一教授が、今後30年の地震予測に関し、「宮崎平野には、地盤の影響で震度6弱以上の強い揺れに見舞われる可能性が高い場所もある」と講演。

この後、5人の研究者が、「ゆっくり揺れる時と激しく揺れる時の違いは?」といった参加者からの質問に答えました。

(京都大学防災研究所 長嶋史明准教授)
「盆地は比較的新しい地面になるので、比較的柔らかいので、そういうところだとゆっくり揺れることが多いです」

会場からは、40ほどの質問が寄せられ、参加者は地震への備えについて理解を深めていました。

テレビ宮崎
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