7日朝、石川県で線状降水帯が発生し、北陸では記録的な大雨となっています。
気象庁は午前4時47分に、石川・加賀地方で線状降水帯が発生したと発表しました。
これまでの12時間降水量は、石川・金沢市で331.5mm、富山・砺波市で204mmとなっていて、いずれも観測史上1位を記録しました。
富山県内では、大雨により男女2人が意識不明の重体となっています。
高岡市のアンダーパスで80代の女性が乗った車が水没し、女性は意識不明の状態で病院に搬送されました。
また黒部市では、80代の男性が雨漏りの修理中に2階から転落し、意識がないということです。
富山県と石川県に土砂災害警戒情報が発表されていて、8日正午までに予想される降水量は、富山県と石川県で100mm、新潟県で80mmとなっています。
引き続き、土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒してください。