愛媛県松山市出身の俳優・丸山定夫。今から80年前、広島の原爆で命を落とした丸山ら演劇人の慰霊祭が東京で営まれました。式典には俳優の常盤貴子さんの姿も。今の情勢に「肌で感じる危なさがある」と話しています。

東京・目黒にある五百羅漢寺で営まれたのは、移動演劇「桜隊」の追悼会。遺族や演劇関係者ら100人あまりが、犠牲になった9人を偲びました。

「桜隊」は戦時中、国威発揚の国策として各地を慰問するため、組織された移動演劇隊の一つ。広島を拠点として中国地方を巡演しました。

丸山定夫は「桜隊」の隊長で松山市出身。「新劇の団十郎」とも呼ばれた名優でした。しかし80年前の8月6日に広島で原爆投下にあい、終戦の翌日の8月16日に命を落としました。

追悼会には、過去に「桜隊」をテーマにした映画に出演したことがある俳優・常盤貴子さんの姿も。平和への想いを語りました。

常盤貴子さん:
「やっぱり肌で感じる危なさっていうものもあると思う。今こそみんなでちゃんと明日を考えていけたらなと思います。」

テレビ愛媛では、丸山定夫の生涯を追った特別番組「亡びるな生きろ」を6日午前0時15分から放送します。

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