命に係わる危険な暑さに。愛媛県は6日も高気圧に覆われ、西条市で最高気温が38.1度と統計開始以来で観測史上で最も高くなりました。猛暑日を観測した地点も最も多く、今シーズンで最も暑くなりました。

午後1時半ごろの西条市内。厳しい日差しが照り付ける中なか、水浴びが楽しめる西条市民公園も人がまばら。市内の最高気温は命の危険に関わる38.1度に。1978年の統計開始以来で最も高くなりました。愛媛県内で38度台を観測したのは5年ぶりです。

この理由は、風が山を吹き下りる際に気温が上がるフェーン現象。新居浜では36.9度を観測しました。このほか大洲で36.4度、松山で35.9度など、猛暑日を今年最多の10地点で観測。今シーズンで最も暑くなりました。

水浴びしている男の子:
「暑いです。めちゃくちゃ暑い」

女性:
「去年よりはめちゃくちゃ暑いなと思います。異常ですよね。外出たらすぐ汗かくんで」

消防によりますと、この危険な暑さで愛媛県内では午後3時時点、9人が熱中症で救急搬送されています。

愛媛県内は7日以降は前線の影響で天気が崩れ、暑さが和らぐ見通しであるものの、引き続き熱中症に注意が必要です。

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テレビ愛媛
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