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プレスリリース配信元:株式会社Univearth

期待と裏腹に、アナログな連携が限界に。拠点・パートナー探索から運行管理まで一元化するデジタル基盤へのニーズが浮き彫り。




物流DXプラットフォーム『LIFTI』を運営する株式会社Univearth(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:谷口 臨太朗)は、荷主企業の物流業務従事者200名を対象に、「長距離輸送の課題解決に関する実態調査」を実施しました。本調査は、ドライバーの労働時間規制強化(2024年問題)への有効な対策として期待される「中継輸送」について、荷主企業の導入状況や課題認識を明らかにすることを目的としています。
調査の結果、中継輸送を導入済みの企業は38%にのぼる一方、そのうちの65.8%が「課題や改善点がある」と回答。働き方改革の切り札として高いポテンシャルを秘めながらも、その複雑なオペレーションが大きな障壁となっている実態が明らかになりました。
※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。

URL:https://www.lifti.jp/news/20250806
出典:【荷主企業の物流実態調査】中継輸送、導入企業の66%が「課題あり」。ドライバーの働き方改革の切り札に潜む「複雑すぎるオペレーション」の罠。
荷主企業の物流実態調査レポート2025

調査サマリー

- 長距離輸送の解決策「中継輸送」について、荷主企業の79%が「関心あり」または「導入済み」と回答。業界全体の高い関心度がうかがえる。
- 既に38%(3社に2社)が「課題や改善点がある」と回答しており、運用面の難易度の高さが露呈。
- 「現在、具体的な導入を検討している」(15.0%)、「関心はあるがアクションは起こしていない」(18.0%)など、潜在的なニーズは大きいものの、導入・運用へのハードルから実行に移せていない企業が多数存在。
- 調査結果から、中継輸送の成否は、適切な中継拠点やパートナーの探索、そして複数事業者間での円滑な情報連携といった「オペレーションの最適化」にかかっていることが強く示唆された。

調査概要

- 調査主体: 株式会社Univerth
- 調査期間: 2025年7月1日~7月20日
- 調査方法: インターネット調査
- 調査対象: 荷主企業の物流業務従事者
- 有効回答数: 200

調査結果詳細

期待高まる「中継輸送」、しかし導入企業の3社に2社は運用に課題
長距離輸送における「中継輸送」について、企業の状況を尋ねたところ、「すでに導入しており、効果を実感している」(13.0%)と「導入済みだが、課題や改善点がある」(250%)を合わせ、38.0%の企業が既に導入していることが分かりました。

しかし、導入済み企業(76社)の内訳を見ると、「課題あり」が「効果実感」の約2倍にのぼり、理想通りに運用できている企業は少数派であることが明らかになりました。また、「関心がある」と回答した層(41%)の中でも、具体的なアクションを起こせていない企業が多く、先行する企業の苦戦が、導入検討中の企業の二の足を踏ませている可能性も考えられます。

Q.「中継輸送」について、貴社の状況に最も近いものを選択してください。(n=200、単一回答)



総括・考察

今回の調査結果は、多くの企業がドライバーの負担軽減と輸送の持続可能性を両立する「中継輸送」に強い期待を寄せている一方で、その実行段階で深刻な課題に直面しているという、業界のジレンマを浮き彫りにしました。
導入企業の3社に2社が課題を抱えるという現実は、中継輸送が単にトラックとドライバーを途中で交換すれば済むという単純な話ではないことを物語っています。適切な中継地点の選定、信頼できるパートナー企業の探索、異なる事業者間での荷物情報・到着時間の正確な連携、そして責任所在の明確化──。これら全てを、電話やメールといった従来のアナログな手段で管理・調整しようとすることに、構造的な限界が来ています。
この「複雑怪奇なオペレーション」こそが、中継輸送のポテンシャルを最大限に引き出すことを妨げている最大の要因です。

株式会社Univearthは、テクノロジーの力で事業者間の壁をなくし、中継輸送という先進的な取り組みを「誰でも使える」当たり前の選択肢に変えることで、物流業界が直面する構造的な課題の解決に貢献してまいります。
■お問い合わせ
資料に関するご質問やLIFTIに関する詳細は、以下よりお問い合わせください。
・株式会社Univearth
・電話番号:06-7712-2708
・メールアドレス:mkt@univearth.co.jp
■株式会社Univearthについて
株式会社Univearthは、物流業務の効率化と透明化を実現するためのDXプラットフォーム『LIFTI』を運営しています。
公式HPはこちら:https://www.univearth.co.jp/


■LIFTI carriers(運送会社向け)
運送会社の業務効率化を支援するプロダクトで、以下の機能を提供しています。
・受発注の効率化により、電話やFAX業務を大幅削減
・協力会社の輸送状況をリアルタイムで確認
・受領書をデジタルで自動生成・共有
・配車割り当てを直感的に操作可能にし、業務負担を軽減
・サービスの詳細はこちら: https://www.lifti.jp/carriers


■LIFTI partners(荷主向け)
荷主企業向けに設計されたプロダクトで、物流業務全体の透明化と効率化をサポートします。
・基幹システムと連携し、転記作業なしで配送依頼を可能に
・運送会社の配車状況を確認し、物流の透明性を確保
・請求書の一元管理で照合作業を効率化
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/partners


■LIFTI line(荷主向け)
荷主企業向けに設計された実運送サービスで、以下の機能を提供しています。
・実運送×システムの一体型で「ワンクリック車両手配」
・コスト削減と効率アップを両立する物流運用
・受領書・請求書も自動生成&Web上で一元管理
・配送状況の可視化とリスク管理で「責任所在」を明確化
・情報漏洩などのセキュリティ対策に対応
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/line


■運送会社パートナー募集
「LIFTI line」の全国展開に向けて、運送会社とのパートナーシップを積極的に構築していきます。
・募集ページはこちら:https://www.lifti.jp/line/contact-for-logistics


■会社情報
会社名:株式会社Univearth
代表者:谷口 臨太朗
資本金:2億1,900万円(資本準備金を含む)
設立:2019年2月15日
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号
事業内容:物流DXプラットフォーム『LIFTI』の開発

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