自身が勤務する小学校の女子トイレに侵入し、女子児童を盗撮した罪などに問われている24歳の男性教諭の裁判が盛岡地方裁判所(岩手県盛岡市)で始まりました。
男は起訴内容を認めました。

建造物侵入と性的姿態等撮影の罪に問われているのは、岩手県盛岡市在住で紫波町内の小学校の教諭・早野広暉被告(24)です。

起訴状によりますと、早野被告は2025年5月23日の午後2時半ごろ、勤務する小学校の女子トイレの個室内にある汚物入れに自身のスマートフォンを取り付け、女子児童を盗撮した罪に問われています。

8月5日の初公判で早野被告は起訴内容を認め、これにより裁判は早野被告の罪の重さが争点となりました。

検察側は冒頭陳述で「早野被告は小学校教諭として勤務する中で、女子児童らを性的対象として見るようになった」などと動機を指摘。

その上で検察側は今後追起訴する余罪があるとして初公判はここで審理を終えました。

次回は9月26日に追起訴分の罪が審理され、検察側の求刑と弁護側の最終弁論が行われる予定です。

岩手めんこいテレビ
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