中学生女子ソフトボールのクラブチーム、「宮崎AblazeSBC」が全国大会に出場します。チームワークと強力打線を武器に大舞台に挑みます。
宮崎市を拠点に活動する「宮崎AblazeSBC」は3年前に結成、女子中学生13人が所属しています。宮崎アブレイズは、5月に行われた県中学生ソフトボール選手権で優勝。2度目の全国大会出場を決めました。
チームの強みは攻撃力。服部陽一監督は県大会4試合で33得点の打線に自信を見せます。
(服部陽一監督)
「いつもどおりのバッティングをすれば勝てるチームです」
攻撃の中心は、中軸を打つこの2人。バッティング3番を打つ服部陽菜選手は、状況に応じたバッティングと長打力が魅力!
(3番・服部陽菜選手)
「(全国大会では)ピッチャーの気持ちに負けずに自分が打つという気持ちで打ちたい」
4番の松浦心優選手はチャンスに強くチームの得点源です。
(4番・松浦心優選手)
「(全国大会では)自分の仕事をしっかりしてチームで勝ちたい。ホームラン2本、打率5割をめざします」
守りの中心となるのは2人のピッチャー。エースの野田茉央投手は、ピッチャーに転向しておよそ1年ですが、コントロールが良く相手に的を絞らせません。
(野田茉央投手)
「守備を信じて打たせて取るピッチングでアウトを取りたい。ストライクをどんどん投げて0点で抑える」
そして、後藤結衣投手。マウンド度胸がありスピードボールを軸に三振を取れるピッチャーです。
(後藤結衣投手)
「全国大会では自分のスピードを生かして、打たせて取るピッチングをめざして頑張る」
全国大会に向けては、チームのレベルアップのため守備力も強化しました。
(竹原世璃キャプテン)
「1人1人みんな力はあると思うので(全国大会は)楽しみが大きい。いつもどおりプレーに自信を持って一生懸命最後までできればいいと思う」
(服部陽一監督)
「みんなが団結して乗って盛り上げて楽しく宮崎県代表として頑張りたい」
攻守ともに戦力充実の宮崎アブレイズ、一戦必勝で全国の強豪に挑みます。宮崎アブレイズが出場する全日本中学生女子ソフトボール大会は8月9日から大阪で行われます。