5日の東京都内は40度を超える歴史的暑さとなり、八王子市では午後2時前に最高気温40.3度を観測しました。
黒いフードをかぶり、日差しから頭を守る人。
日傘が欠かせない暑さの中、小さいノートで日差しを何とか遮ろうとする人の様子も見られました。
都内では青梅市でも最高気温40.4度を観測。
東京都心は6日も最高気温37度の予想です。
群馬・伊勢崎市で観測史上最高の41.8度を観測し、歴史上最も暑い1日となった関東地方。
この歴史的暑さの影響で、観光地などではある異変が起きていました。
午前11時前の神奈川・鎌倉市の由比ガ浜海水浴場では、暑すぎるせいか、沿岸部にあまり人がいないように見えます。
夏休みの江の島の海水浴場も人出がまばらに。
玉川沿いの河川敷のゴルフ練習場もレーンに空きが見えるなど人が少なく、浅草・仲見世通りの上空からの映像を見ても、少し人が少なくなっているような印象。暑さの影響でしょうか、仲見世通りでは日なたではなく日陰に入っている人たちがたくさん見られました。
また、東武動物公園のプールには、たくさんの人の姿が見られました。
“日本一暑い街”として知られる埼玉・熊谷市も40度を超えました。
県内3地点で40度を超える暑さに、埼玉県の大野知事も会見で「危険な暑さとなっているので、熱中症予防対策を県民の皆さまにお願いしたい」と注意を呼びかけました。
東京では八王子市が40度を超え、都心でも午前11時過ぎに最高気温36.6度を観測。
都内では5日、67人が熱中症で救急搬送されました。