8月5日午後、宮城県富谷市の路上で、親子とみられるクマ3頭が目撃された。警察が周辺住民に対し、警戒を呼びかけている。
クマが目撃されたのは、富谷市富谷落合の市道沿い。
警察によると、午後2時10分ごろ、現場を車で通行していた人が、道路を南から北へ横断するクマ3頭を発見。体長約1メートルの成獣1頭と、体長50センチほどの小グマ2頭が連れ立って移動していたという。
通報を受けて警察が現場周辺を捜索したが、クマの姿は確認できなかった。
現場周辺には国道4号線を挟んで住宅街が広がっており、人の往来も多い地域だ。
特に子グマを伴うクマは防衛本能が強く、攻撃的になる傾向があるとされるため、警察は「決して近づかず、速やかに通報してほしい」と注意を呼びかけている。