小泉農水相は、随意契約で放出した備蓄米のうち、約3万トンでキャンセルが出ていると明らかにしました。
農水省は、随意契約で放出した備蓄米について8月末までに販売するよう求めていますが、小売業者の間からは「期限までに売り切るのは難しい」という声が上がっています。
小泉農水相は、申し込みが確定していた約30万トンのうち、これまでに全体のほぼ1割にあたる2万9000トンほどがキャンセルされたと明らかにしました。
小泉農水相:
地域によっては、随意契約米がまだ本当に少量しか入荷しておらず、一定そういった不満の声などもあるということも伺っています。
小泉農水相は、期限が延長されると新米価格に影響があるという意見も出ているとして、最新の状況を把握した上で対応策を検討する方針を示しました。