夏の高校野球・山形県大会を制した日大山形高校野球部が8月1日に甲子園へ向け出発した。「熱く・泥臭く・粘り強く」、ベスト8を目指して全力を尽くす。

日大山形高校で壮行式
日大山形高校で壮行式
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県代表に決まり1週間で甲子園へ出発

夏の甲子園は2年ぶり20回目の出場となる山形県代表・日大山形高校野球部。

7月31日、8月5日の開会を前に、生徒や保護者など約200人が集まり壮行式が行われた。

7月26日の決勝で勝利し県代表に決まった
7月26日の決勝で勝利し県代表に決まった

渡部正信校長が「支えてくれた人への感謝と、県を代表する誇りを持って戦ってほしい」と激励。

荒木準也監督は「1試合でも多くゲームをして、学校関係者はもちろん県民のみなさんと喜びを共有できるようにベストを尽くしたい」とこたえた。

ベンチ入り20人に選ばれなかった同級生・後輩たちも見守る
ベンチ入り20人に選ばれなかった同級生・後輩たちも見守る

そしてキャプテン・岩下瑛斗選手が意気込みを語った。

キャプテン・岩下瑛斗選手:
甲子園でも日大山形らしく「熱く・泥臭く・粘り強く」をモットーに1戦1戦戦ってきます。
応援よろしくお願いします。

力強いまなざしで意気込みを語るキャプテン・岩下瑛斗選手
力強いまなざしで意気込みを語るキャプテン・岩下瑛斗選手

「フレー! フレー! 野球部のみなさん、全力を尽くしてください!」と応援団の力強いエールを受け、県代表に決まって1週間、8月1日に甲子園へ向け出発した。

応援団の熱のこもったエールで送り出された
応援団の熱のこもったエールで送り出された

ベスト8目指し甲子園で熱いプレーを

関西に到着したあと、1日に開会式直後の第1試合のオンライン抽選が行われ、そのほかの試合の組み合わせ抽選会は3日に大阪市で行われる。

スタメンに選ばれなかった選手も役割をまっとうし、チーム一丸で1戦1戦勝ち上がってほしい
スタメンに選ばれなかった選手も役割をまっとうし、チーム一丸で1戦1戦勝ち上がってほしい

厳しい熱さの中での練習・試合で大変だと思うが、岩下キャプテンによると、2025年のチームはメリハリをつけて練習をしてきたことで「試合でも集中力を発揮できるようになった」と話していた。

「気温の暑さよりも試合の方が熱い!」と、日大山形はパワー全開で20回目の夏の甲子園に臨む。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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