気象庁はプログラムに問題が起き気象レーダーを使った解析雨量の速報値が本来の雨量よりも最大で1.2倍に計算されていた可能性があると明らかにしました。
気象庁によりますと6月、1時間の雨量を10分ごとに計算する解析雨量に新しいプログラムを導入したところ、全国の20カ所の気象レーダーのうち14カ所で本来の雨量よりも最大で1.2倍に計算していた可能性があることが明らかになりました。
6月、鹿児島県で発表された線状降水帯の発生情報や記録的短時間大雨情報に影響があった可能性があるとみて気象庁は導入前のプログラムに戻す対応をしたということです。