被爆８０年の今年平和への願いを込め、アートでラッピングされた「エコなごみ箱」が広島市内に設置されました。
きょうお披露目された「スマートごみ箱」は広島を「ごみのないきれいなまち」としてアピールするとともに被爆８０年の節目に広く平和を発信しようと企画されました。
【アーティスト・大沼寛明さん】
「自然と子供たちと動物が共生しているような、みんなで楽しく生きているような未来を考えて作らさせていただきました」
この取り組みは、広島市と県内に拠点がある会社などがタッグを組んで実現。「スマートごみ箱」は上部のソーラーパネルで発電し自動でごみを圧縮する機能が備わっていて、回収コストを抑えられるなど「エコなごみ箱」として注目されています。
【ドリームアーツ・取締役常務執行役員：吉村厚司広島拠点長】
「ごみを（捨てて）きれいにしていこうというような気持ちにさせるという意味においてはアートとのコラボレーションはすごく大切だなと改めて思いました」
このごみ箱は広島市内８カ所にきょうから設置されています。
