中国総体2025、鳥取・倉吉市では31日に自転車競技が開幕。地元の強豪・倉吉西高校がトラック団体戦に出場、快走を見せました。

倉吉市の倉吉自転車競技場で始まった自転車競技。
この会場でも、県中部の高校生たちが運営ボランティアとして奮闘。
選手たちに負けないよう、大会の地元の盛り上げに一役買っていました。

受付の高校生:
(地元開催は)とてもうれしいです。頑張ってほしいです。受付なので、スムーズに来られた方が視察とかをできるように頑張りたいです。

スタート準備担当の高校生:
落車なしで盛り上がってほしいし、記録とかもバンバン出てほしい。

自転車競技には、全国46都道府県から147校414人の選手が参加、初日の31日はトラック種目が行われました。
このうち、「4キロチーム・パーシュート予選」に登場したのは、地元、倉吉西高校。
チームを引っ張るのは、吉田奏太選手。2025年2月のアジア選手権で優勝した実力者です。この競技場が練習拠点という地の利も追い風に、優勝候補にあげられています。
この種目、1チーム4人が縦1列になり、先頭が入れ替わりながら4キロを走ります。
倉吉西は全体4位のペースで中盤まで進みますが、ここで吉田選手が先頭に。
作戦通り一気にペースを上げます。

実況:
ここでスプリントをあげ、2番時計ペースに上げてきた。

さすがのラストスパートで、全体3位のタイム。
倉吉西は、8月1日の3位決定戦に進みました。

倉吉西高校・吉田奏太選手:
(地元開催で)いつもより応援の観客の人たちが多いので、とてもやる気になります。自分の力は出し切れて、チームのためにつながったのでよかったかなと思います。

自転車競技は8月3日まで開催され、3日には倉吉市と北栄町の周回コースでロードレースが行われます。

TSKさんいん中央テレビ
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