高校生の熱い戦い「中国総体2025」、岡山市で開催されている男子バスケットボールで、鳥取代表の鳥取城北高校が頂点へあと1つです。
2024年のウインターカップでの準優勝を経て、この夏のインターハイでの頂点を狙う鳥取城北は、準決勝で宮城県の強豪・仙台大明成とぶつかりました。
インターハイでも勢いに乗る鳥取城北は、序盤リバウンドで流れを掴みます。
1年生でビッグマンのフィリモン・タルモンがインサイドで躍動、立て続けにバスケットカウントを奪います。
一方、アウトサイドでは2年生シューターの福元が絶好調。次々とシュートを沈め、第2Qに一時13点をリードします。
しかし名門の明成の驚異的な追い上げに遭い、2点差まで詰め寄られて前半を終えました。
前半終了時【鳥取城北31ー29明成】
接戦から抜け出したい鳥取城北は、後半に持ち味の「堅守速攻」を前面に押し出します。固い守備から…カウンター!「堅守速攻」を立て続けに繰り出し勢いに乗りました。
その後も互いに譲らない激しい攻防となりますが、第4Qに3年生のハロルド・アズカがバスケットカウント!さらに同じ3年生の永田が値千金の3ポイント!永田はさらにスリーを沈めて、明成を突き放します。
粘る明成を振り切った鳥取城北が71対68で激闘を制し決勝進出!
悲願の頂点をかけて、8月1日に東京代表の八王子学園八王子に挑みます。