北陸新幹線の小浜・京都ルートの早期着工を求める地元の声を国に届けようと、小浜市内で31日から署名活動が始まりました。10月末までに10万人の署名を集めます。
この署名活動は、小浜・京都ルートの早期実現に向けて活動する「若狭の未来を実現する会」が小浜商工会議所青年部や若狭青年会議所などと連携して企画しました。
31日は、小浜市内で開催されている祭りの会場で、実現する会のメンバーらが来場者に署名への協力を呼び掛けました。
10月末までに10万人分の署名を集める目標です。
署名した高校生は「（新幹線に）来て欲しい。関西の大学にも実家から新幹線で通える。新幹線が来ると色んな人が小浜に来てくれる機会が増える」と話していました。
若狭青年会議所では「参院選の後、色んな声が上がって足元が少し不安定な状況になっている。そんな時だからこそ民間の団体から声を上げ、新幹線を若狭に誘致する運動を起こしていきたい」としています。
集めた署名は、11月上旬に国や関係機関に提出する予定です。
