戦国時代に越前国の交通の要所として栄えた地「阿波賀」の歴史を知る特別展が、福井市にある県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館で開かれています。
「阿波賀」は、現在の一乗谷朝倉氏遺跡博物館がある安波賀町と安波賀中島町の辺りをさします。
特別展には歴史資料や美術工芸品など約150点が展示され、「阿波賀」の繁栄ぶりを伝えます。
国の重要文化財に指定されているベネチアングラスの一部、この地にも南蛮品が流通していました。
また、はるばるタイからもたらされた陶器も出土していて、当時、交通の要所であったことで珍しい物資が集まりやすかったということです。
特別展は8月いっぱい開かれています。