鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」の出荷がピークを迎え、品評会で受賞したナスの展示・販売会が開かれました。最高賞に選ばれた吉川ナスのお値段はなんと1箱1万円です。
黒く丸々と実った吉川ナス。皮が薄く身が引き締まっているのが特徴です。1000年の歴史があり京野菜の賀茂ナスのルーツともされています。
23日、道の駅西山公園には午前中に行われた品評会で受賞した農家自慢のナスの姿がありました。
品評会では、大きさや形状、光沢や色味などの項目を県やJAの職員らが評価しました。最高賞の鯖江市長賞に選ばれたのは、松成町の前田清松さんが作った吉川ナスで、1箱5個入り1万円です。25日まで展示され、抽選販売されます。
また、2等賞にあたるJA福井県組合長賞を受賞したナスは税込3240円。3等賞のたんなん野菜生産組合長賞を受賞したナスは税込2160円で販売しています。
吉川ナスの収穫は6月10日から始まり、11月下旬までに7万個を出荷する予定です。