7月22日夕方、北海道東部の広尾町の中心部付近で中学生2人がクマを目撃し、警察が住民に警戒を呼びかけています。

 警察によりますと、目撃があったのは広尾町丸山通南3丁目付近です。

 午後6時ごろ、下校中の女子中学生2人が、道路わきの草むらから顔を出すクマ1頭を目撃しました。

 2人とクマとの距離は約100メートルでした。

 2人は怖くなってその場から逃げ、母親が警察に通報しました。

 クマがその後どこに向かったかは分かっていませんが、警察に新たな目撃情報や被害の報告は入っていません。

 現場は町の中心部と山林の境界にあたる場所で、最寄りの住宅までは約50メートルの距離でした。

 警察は住民に警戒を呼び掛けるとともに、23日朝にも現場付近のパトロールを行うことにしています。

北海道文化放送
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