新聞配達員がクマに襲われ死亡した現場近くで再びクマ1頭が目撃され、住民の不安が続いています。
7月10日夜、北海道・福島町で撮影された映像では、クマが住宅の軒先で何かを探すように10分ほど居座っている様子が確認できます。
この2日後、福島町では新聞配達中の男性がクマに襲われ死亡しました。
そして、16日未明にも目撃情報がありました。
午前1時半ごろ、福島町内を車で巡回していた人が新聞配達員が遺体で見つかった草むら付近でクマを目撃しました。
午前2時過ぎには、1kmほど離れた住宅で「うなり声を聞いた」と住人から警察に通報がありました。
住民は、「(クマの目撃が)2度あり3度あり、不安はみんな持っている。用事があっても歩けない」と話しました。
町は箱わなを5基設置し、クマの捕獲に向けて警戒を続けています。