国が購入した新型コロナの飲み薬約250万人分が、期限切れにより2024年度に廃棄されていたことがわかりました。
新型コロナの飲み薬は、流行期に国が約560万人分以上を購入し、国が医療機関に無償で提供していました。
しかし、2023年5月に新型コロナの感染症法上の位置付けが5類へ移行されたことで提供できなくなり、未使用のまま保管されていた約250万人分が期限切れにより、2024年度に廃棄されていたことが分かりました。
新型コロナの飲み薬について、厚労省は2024年8月、不測の事態に備えて保管を続け、使用期限を迎えたものから廃棄する方針を決めていました。