福井市の啓蒙小学校の児童が15日、地区に伝わる伝統野菜「新保なす」を調理し味わいました。
地元に伝わる「新保なす」を広めようと取り組む地元の有志らは毎年、啓蒙小学校で調理体験を開いています。今年は3年生72人が参加しました。
新保なすはアクが少ないのが特徴で、児童たちは生で食べたり味噌やチーズをのせて
焼いたりして味わいました。
児童たちは―
「実がとろとろしておいしい。こんなおいしいものがあるって初めて知った」
昭和40年代にいったん途絶えた「新保なす」は、18年前に県農業試験場に保存されていた種から復活させました。地元の有志は次世代に引き継いでほしいと話しています。