続いては、選挙一口メモです。15日は、参議院選挙の費用の話です。
まずは、「供託金」と呼ばれる立候補の際に法務局に預けるお金についてです。
供託金は選挙区で300万円、比例代表で600万円となっています。
預けた供託金は、一定の票数を獲得すれば全額返還されますが、それを下回ると没収されます。
これは、選挙運動を利用した売名行為などを防ぐことが目的とされています。
続いては、「選挙運動費用」です。
主に人件費、広告費、選挙事務所や選挙カー関連のお金が必要となります。
選挙の公平性を保つため、使える費用には上限が設定されていて、佐賀選挙区は、3228万7600円です。
この額を超えると公職選挙法違反となり、もし当選していても無効となります。