県内の5月の有効求人倍率は1.25倍と前の月と比べて下がったものの、依然として高い水準が続いています。

佐賀労働局によりますと仕事を探す人1人に何件の求人があるかを示す5月の有効求人倍率は、1.25倍で前の月と比べて0.03ポイント下がりました。
新規求人数が前の月から12.7パーセント減り6237人となったことが主な要因です。
4月は小売業のオープンに合わせて正社員の新規求人が増えましたが、その反動などにより減少したということです。
また新規の求職者数は前の月から4.4%増えて3433人となっていて、物価高騰に伴い、生活費のために仕事を探す高齢者が増えたことなどが影響したとみられています。
佐賀労働局は「県内の雇用状況は堅調に推移しているがアメリカの関税政策・物価の上昇のほか中東情勢が影響与えるおそれもある」としています。

サガテレビ
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