岩手県北上市はクマの被害が相次いでいる市内の和賀町山口で、7月12日に新たにクマ1頭を駆除したと発表しました。
付近ではその前日にも1頭が駆除されていますが、依然目撃は続いているということです。

北上市和賀町山口地区などでは6月からクマによる被害が相次いでいて、7月4日には自宅でクマに襲われた81歳の女性の死亡が確認されています。

14日、北上市の八重樫浩文市長は取材に応じ、12日に新たにクマ1頭を駆除したと発表しました。

北上市 八重樫浩文市長
「11日に駆除したあともクマがかなり出没している。猟友会によってクマ1頭を駆除した」

市によると山口地区では、7月11日の午前6時ごろにクマ1頭が駆除されていましたが、その後も目撃情報が相次いでいたということです。

また山口地区では2頭目を駆除した後の13日午後6時半ごろにもクマが目撃されているということです。

市ではわなの設置を継続するとともに、駆除したクマが女性を襲ったクマと同一か確認を試みることにしています。

岩手めんこいテレビ
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