夏の高校野球岩手県大会は6日目を迎え、2回戦が始まりました。
7月14日は6試合が行われ、第1シード盛大附属を含むシード校3校が初戦に臨みました。
きたぎんボールパークでは、春の県大会で1試合平均6点以上を奪った強力打線を誇る盛大附属と公立の強豪・盛岡四高が対戦しました。
盛大附属は、2回にランナーを2塁に置いて6番・田村が三遊間を破り先制すると、さらに8番・萩原が今度はライト前へ運び、この回、2本のタイムリーで2点を先制します。
盛大附属の先発は中川暁翔。130km/h台半ばのストレートを軸に5回まで盛岡四高打線をヒット2本に抑え、付け入る隙を与えません。
それでも盛岡四高は6回に、2アウトながらランナーを2塁に進め、バッターは3番・吉田琉亜がヒットでつないで、3塁1塁のチャンスをつくります。
しかし、ここは盛大附属の中川が踏ん張り得点を許しません。
ともにノーエラーの好ゲーム。盛岡四高のレフト尾形優のスーパープレーも飛び出すなど両チームとも守備力の高さが光りました。
それでも2桁安打を記録した盛大附属が第1シードの貫禄を見せ、5対0で勝利し3回戦進出を決めました。
3安打2打点 盛岡大附 萩原聖斗捕手
「長打を狙わずにシングルで、どんどんつなげるバッティングを意識して打席に立った。絶対に岩手の頂点を目指してやっていきたい」
続く第2試合では第2シードの久慈が花巻北と対戦しました。
両チーム合わせて19本のヒットが飛び出す乱打戦のシーソーゲームは、久慈が6対4で制し、初戦突破です。
14日の試合結果です。
きたぎんボールパークのもう1試合は、シード校の釜石が花巻南に敗れました。(花巻南 6 - 1 釜石)
<試合結果:きたぎんボールパーク>
盛岡大付 5-0 盛岡四
久慈 6-4 花巻北
花巻南 6 - 1 釜石
続いて花巻球場では、伝統校同士の対決は盛岡工業が、連合チーム同士の対決は「大野・葛巻・伊保内」が勝利しています。
高田は接戦を制し3回戦進出です。
<試合結果:花巻球場>
盛岡工5-2 宮古
大野・葛巻・伊保内連合 3-2 遠野緑峰・江南義塾連合
高田 5-2 盛岡農
(岩手めんこいテレビ)