核兵器廃絶を願って平和について市民の立場で考える「ながさき平和大集会」が13日長崎市で開かれ、被爆者4団体に秋月平和賞が贈られました。
ながさき平和大集会には、被爆者や高校生など約130人が参加しました。
この集会は、被爆者で医師の故・秋月辰一郎さんの呼びかけで、今から36年前に始まりした。
立場を超えて平和を願うことが目的で、誰でも参加できます。
集会では毎年、核兵器廃絶のために活動した個人や団体に秋月平和賞が贈られています。
2025年は、核兵器廃絶や戦争に反対する活動などに協力して取り組んできた被爆者4団体が受賞しました。
県平和運動センター被爆者連絡協議会 川野浩一 議長
「私たち被爆者団体が三度にこのようなことを繰り返さないよう、80年間運動を続けてきたはずだが、どんどん忘れ去られている」
「この賞をいただいたということはもう一回原点に帰ってやり直せということだと思う」
参加者(小学2年生)
「戦争は怖いからやめたいなと思った」
被爆80年の節目を迎える2025年、核兵器廃絶や平和への願いを次の世代に繋げるために自分達に何ができるか参加者は改めて考えているようでした。