夏の高校野球長崎大会は14日、ベスト16が出そろいました。
ビッグNスタジアムでは2013年以来の夏の甲子園を目指す伝統校・佐世保実業と、2年ぶりに単独チームで出場した対馬が対戦しました。
1回裏、佐世保実業は1アウト2、3塁で4番川尻選手が打席に。
バントの打球は相手のエラーを誘い、2点を先制。
その後1点を追加し、3点差とします。
追いつきたい対馬は、直後の2回表に1点を返し、5回表、1アウト満塁のチャンスを作ると、平井選手の犠牲フライでついに同点に追いつきます。
しかし、対馬の反撃はここまで。
佐世保実業が1日2000本の打撃練習で磨いた攻撃力で、7回裏までに5点のリードを奪います。
8回裏には、下川のセンター前ヒットなどで5点を追加。
14-7で8回コールド勝ちを収めました。
佐世保実業 小林 鉄生 主将
「初回から点がとれていた。途中危ない場面があったがチーム全体が流れにのれた。よかった。」
対馬の3年生は2年ぶりに単独チームで出場できたことに 感謝の気持ちでいっぱいです。
対馬3年 平井信之介 主将
「人数がすごく少なくて練習とかきつかった。自分は対馬高校を選んで後悔していない。最後みんなとやれたのでよかった」
このほか、14日は3試合が行われました。
小浜、長崎工業、島原が3回戦進出を決めています。
3回戦は7月19日からです。