8日の秋田県内は広く真夏の暑さとなり、2025年に入って初めての熱中症警戒アラートが発表されました。この暑さで4人が熱中症の疑いで搬送され、このうち1人が重症です。
大館市の男性:
「暑くて大変ですね。熱中症にならないように水分を取りながら過ごそうと思います」
県内は朝から気温がぐんぐん上がりました。大館市の最高気温は34.9度、猛暑日一歩手前の厳しい暑さとなりました。
最高気温34度を記録した横手市では、園児が水遊びをして涼を取り、「気持ちいい!」と喜んでいました。
このほか午後4時までの各地の最高気温は、仙北市角館で34.4度、北秋田市鷹巣で33.8度、秋田市で31.5度など、26ある観測地点のうち21地点で真夏日を記録しました。
この暑さで、県内に今年初めて「熱中症警戒アラート」が発表されました。
消防によりますと、県内では熱中症の疑いで70~90代の男女4人が病院に搬送されました。このうち秋田市の90代の女性は、体温の上昇や体に力が入らないなどの症状がみられ、重症だということです。4人はいずれも自宅にいる時に熱中症の症状を訴えました。
県内は9日も厳しい暑さとなる見込みで、最高気温は北秋田市鷹巣で36度、横手市で34度、秋田市で33度と予想されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。